レビュー*完全なる首長竜の日
完全なる首長竜の日 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
- 作者: 乾緑郎
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2012/01/13
- メディア: 文庫
- クリック: 4回
- この商品を含むブログ (15件) を見る
映画化されると知って、図書館で予約しました。
なんでしょう・・・「このミス」大賞だと知っていたのでそのつもりで読み進めていったのですが、ミステリーというよりもSFです。
何度考えてもSFですね。
折り返し地点より前で、ああこういうオチなのだろうなぁと思った・・・その通りではないですけど、まぁ意外性は何もなく終わってしまいました。
よくあるコンセプトですしね!
随所に「あれ?」ってものがちりばめられている
それは伏線というよりはネタバレに近いものだけれど、こちらが精神的に不安になってしまうほどのその構成は、主人公の状況にリンクさせられたようなで不思議なものでした。(ただ、気持ちいい感情移入ではない)
とても情景的な文章を書くので、映像にしやすいというか、映像で見てみたいなという気持ちにはなるのですが・・・しかし映画化の記事で読むと、かなり設定が変わっている(姉主人公の姉弟設定が、彼氏主人公の恋人設定になっていました)ので、私がとても見たいあの情景は映画で見られるのかどうか・・・それがとても心配です。
ビジネス・・・( ´_ゝ`)
大人の事情つらい・・・( ´_ゝ`)