RENT
RENT
*1996年オフブロードウェイで初演
その後12年4ヶ月(08年まで連続上演5140回)という歴代7位(現在8位)のロングラン公演を記録.
*Pucciniの"La Boheme(ラ・ボエーム)"を題材にしたお話
*作詞・作曲・脚本を担当したJonathan Larsonは、開幕を目前に控えた初日当日に急逝
*2005年 Chris Columbusにより映画化.(日本では06年に公開)
*日本での舞台化
山本耕史(1998、99)、森山未來(2008)、福士誠治(2010)
経済的弱者、エイズ、同性愛、ドラッグ中毒・・・など、テーマが重くて暗いけれど、
バラード、ロック、ゴスペル、ラテン、ポップスなど、音楽の幅が広い。
楽曲がとにかくいい。
特に私は、冒頭のゴスペル風の曲が好きです。
”Seasons of love”
人生を何で計るのか?っていう曲です。
計り方は様々あるけれど、愛で測ってみたらどうだろう、っていう曲。
ここにあったので、見ていただければ・・・
(これは映画版です)
・登場でいきなり歌って踊る
・歌いながらケンカをする
・レストランでいきなり歌い出してテーブルの上に乗のる
RENTの演出は結構・・・あまり得意ではない方はびっくりされると思います。
「何でいきなり踊り出すの?」っていうところですからね、ミュージカルが苦手な方の理由って。
暗くて、つらくて、苦しくても
信じてみたい何かがあって
支えてくれる誰かがいて
社会的な弱者であっても、マイノリティーであっても、
そういう人生が送れたらなんて素敵なんだろう・・・って、そう思わせてくれるような作品です。
テーマや題材としては、普遍的かもしれないけれど、それでもやっぱりこちらに訴えかけてくる何かがある。私の語彙ではとてもじゃないけど魅力を伝えられないので、是非見ていただきたいです。
左:映画版
右:Broadway版
私はどっちも大好きです!!
おしまい。